【ベースの選び方】2本目以降のベースの選び方
意外と悩んでいる人が多い2本目以降のベースの選び方についてまとめます。
良いベースが欲しいけど色んなタイプがあってどれを選べばいいかわからないという方にプロがどんな視点でベースを選んでいるか説明します。
しっかり悩んで人生の相棒となるベースを選ぼう!
ベースを選ぶ時に一番大事なことは
自分の出したい音のイメージを明確に持つこと
です。
でも、そんなこと言われてもわからないよ!
って方が多いと思います。
そのような方は
かっこいいベースの音だと感じた曲が”どのような特徴を持ったベースで弾かれているか”
を調べることが必要です。
その調べた特徴と同じようなベースを買うことが自分の目指している音に近いということになります!
特徴というのは主に、
- ベースの種類
- パッシブ or アクティブ
- 弦の本数
- 使用されている木材
- 重さ
- フレット数
以上の5点です。
僕自身がベース選びの基準としている、これら6点の解説をします。
ベースの種類
ベースにどんな種類があるか知らない方はこちらの記事から確認しましょう
ベースの種類
まず出したい音がジャズべなのかプレべなのかその他のベースなのかを明確にしてみましょう。
かなり個人的な意見ですが、しっかりベースを弾いていきたいという人は良いジャズベースを1本持っておくのが良いと思います。
パッシブ or アクティブ
パッシブベースは本体に電池を必要としないベース。
アクティブベースは内臓プリアンプを搭載した電池を必要とするベース。
どちらもメリット・デメリットがあるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
パッシブとアクティブのメリット・デメリット
弦の本数
最近は多弦ベースを使用するベーシストが増えてきました。
今や5弦ベースどんどんスタンダード化してきてますね。
自分の演奏したいものが4弦で十分なら無理に5弦ベースを買う必要はないと思います。
5弦ベースや選び方に関してはこちらの記事で説明しています。
5弦ベースの選び方
ベースの木材
ベースは木材によって音がとても変わります。
楽器屋さんでジャズベースの木材違いを弾き比べしてみると良いでしょう。
木材の種類や特徴はこちらの記事で確認してください。
ベースに使用される木材
重さ
最近は楽器を探していて購入の最低条件になっているのが楽器本体の重さです。
家で座って弾いている分には良いのですが、ライブで長時間動きながら弾くとなると重いベースは正直きついです。
私の基準としては4.5kg以上のベースは買わないことにしています。4.4kgでも少し悩みます。
4.0kgと4.5kgの500gの違いはとても大きいです。
もちろん重いベースには重いベースの音があり良いのですが、私は演奏性の方に重点を置いているので重さはかなり大事です。
フレット数
フレット数はサウンドや演奏性に大きく影響します。
24フレットあると粒のたった少し硬めのサウンドになるため、タッピングを多用するプレイヤーや一人でソロベースを弾く方には良いです。
バンドでしっかりボトムを支えるぜ!ってタイプのベーシストは20.21フレットのベースが良いと思います。
僕自身は20と21フレットのベースしか持っていません。
ベースソロを弾くときも音域が足りないと思ったことはないですね。
たまに24フレットのベースを弾かせてもらうと、感覚に慣れるまで時間がかかるくらい演奏性は変わります。
24フレットのベースを巧みに操っている技巧派ベーシストを見ると素直にスゲー!って思います!
また、よくある質問で
2本目のベースは何万円くらいのベースが良いか。
と聞かれますが、いつも僕は
10万以上。
上限はナシ!
と答えてます。
1本目で初心者用のベースを買った人は10万以上のベースで違いがわかるはずですし、20〜30万円からプロが現場で使っているクラスのベースが買えます。
参考までに僕の学生時代のベース購入履歴です。
1本目、中学3年生の時、初心者セットのベースを購入。(2万円)
2本目、高校2年生の時、ESP・Viperのカラーオーダーのベースを購入。(約20万円)
3本目、大学2年生の時、ESPでジャズベースをオーダー。(約40万円)
4本目以降は割愛。。
(現在のメインはFender Jazz Bass 1966)
学生時代バイト代を貯めたり、親にお金を借りるなどして以上のベースを購入しました。
ESPを買っていたのは当時大好きだったL’Arc-en-Cielのtetsuyaさんの影響です。
今となってはもっと色んな選択肢があったと思いますが、以上のベースを買って音の好みなど気付けたことが多く、得られることがたくさんありました。
また、良いベースを買うと良いベースの音がわかるようになるので値段以上の価値があると感じています。